
2014年に大化けした6銘柄をおさらい
ここまで6回に分けて、今年急騰した6銘柄の初動を分析してきました。6銘柄の選考基準は、2014年に株価が約8倍以上急騰したこと、そして投資家の注目を集めていた銘柄です。 注目されていたかどうかは、株価アルゴリズムのアクセス数を参考にしました。
- ミクシィ(2121)は株価7.8倍!
- 日本通信(9424)は株価14.2倍!
- アルデプロ(8925)は株価10.3倍!
- ディーディーエス(3782)は株価9.4倍!
- ファーマフーズ(2929)は株価13.7倍!
- 図研エルミック(4770)は株価11.9倍!
シリーズ最終回である今日は、大化けする銘柄の初動時における共通点をまとめたいと思います。
そして、今後どうやって大相場の初動に乗ればよいか、その具体的な投資手法を書きたいと思います。
初動時の6つの共通点
大化け銘柄の初動時の特徴とその共通点をまとめると、以下のようになります。1. 株価の急上昇には前兆現象がある

2. サプライズがある

そして、このようなケースでは、チャート分析やテクニカル分析が無力となり、 全員参加型のとんでもないお祭り騒ぎに発展することがあります。 当然、その場合はキャピタルゲインも青天井になるでしょう。
3. 初動時にストップ高

4. 高値圏でもみ合う

5. 新しく未知の相場テーマである

6. チャートは高値圏であるように見える

株は「安く買って、高く売る」ものだと思っていませんか? もし、あなたが短期売買で、効率よく稼ぎたいと思っているのなら、 株は「高く買って、もっと高く売る」が基本です。 今日の高値は明日には安値になるかもしれません。
大化け銘柄の探し方
では具体的に、これからどのようにして、ビッグウェーブを形成する銘柄を見つけていけばいいでしょうか?ストップ高銘柄を調べる
まずは、分かりやすいシグナルとしてストップ高に注目しましょう。 毎日ストップ高銘柄を調べればいいのです。 ストップ高の銘柄は、以下のページで毎日調べることができます。ストップ高銘柄一覧
ストップ高銘柄(一時ストップ高も含む)
ストップ高になった材料を調べる
そしてなぜストップ高になったか、株価が上がった理由を調べましょう。yahooファイナンスや、各種ニュースサイトの他、YahooTextreamのような掲示板や2チャンネルなどの個人投資家の生の反応も大いに参考になるでしょう。 また、このブログでも「ストップ高銘柄の材料チェック」という記事を毎日投稿していますので、 当ブログも毎日チェックすることをお勧めします。すぐに買わずに数日様子を見るのもアリ
実際、大相場のダマシも多いので、サプライズな好材料の出たお宝銘柄だといって、すぐに成り行き買いで注文を出すというのは、 リスクが高すぎます。高値を買うということは、買った瞬間に暴落なんて普通にありうるということです。 そのため、こういった銘柄を見つけたら、まずは監視対象とし株価の動向を毎日見守り、 そして、高値圏でのもみ合いになるのを確認したら、まずは打診買いを入れ、初動時の高値をブレイクしそうな時に徐々に追撃買いをしていくと、 リスク分散をしながら効率的に大相場に乗れると思います。初動検知サービスを利用する
銘柄の初動を検知する、以下のような無料サービスが役に立ちます。よく見るページはブックマークしておきましょう。- 初動の銘柄を毎日チェックできる
- ストップ高の銘柄を毎日チェックできる
- ストップ高が出現したらメールで受け取れるサービス
- 上値抵抗線突破を毎日チェックできる
- 上値抵抗線突破が出現したらメールで受け取れるサービス
- 新高値更新の銘柄を毎日チェックできる
- 新高値更新が出現したらメールで受け取れるサービス
- ザラ場中に上値抵抗線突破を知ることができる
おわりに
2014年の急騰銘柄の初動分析を連載してきましたが、大化けする銘柄の特徴として基本的なセオリーは、来年以降もそれほど変わらないと思います。
来年の株式相場を勝ち抜くヒントになれば幸いです。
それでは来年も株価上昇を祈願して!
よいお年をお迎えください。